一年が終わりました!!
長いようで短かった2012シーズンが終了しました。
シーズンは前回書いたとおりで、残念な結果で終わりました。残念という一言では済ませてはいけないので、振り返りたいと思います。あくまでも僕個人の感想です。
四月一日にチーム顔合わせから始まり、約ニが月間フットサルに慣れる所から始まりました。闇雲に練習を繰り返す毎日で、自分たちがどれくらいのレベルにいるかも分からず、過大評価も過小評価もできない状況が続いてました。
名古屋とオーシャンズとのプレシーズンマッチで初めて日本の王者のフットサルに触れることができました。鹿島アントラーズ時代に味わっていた厳しさ、激しさ、こだわりなどを思い出させていただきました。自分も一年現役から離れて甘えが出ていたのではないでしょうか。悔い改めさせられた試合でした。しかし味わったのはほんの一部にしか過ぎず、開幕戦では8対0という惨敗。圧倒的な実力の差を感じました。しかも世界最高峰のプレーヤーリカルジーニョ不在の状況で。ただただ悔しい結果でした。
1クール目を終えて勝ち点1。ペスカドーレ町田との引き分けだけが唯一の勝ち点。いきなり勝てるとは思ってなかったにせよ、ここまで苦い結果になるとは思いませんでした。
初勝利は9月に入ってからでした。台風の日にも関わらず足を運んでくださったファンの方々に初めて勝利を届けられました。個人的にも初ゴールでした。嬉し泣きする選手やスタッフを横目にただただホッとしてました。
そのままあまりチームとして向上したわけではなく、Fリーグに慣れたという状況が続いていきました。結局シーズン終わりまでチームの良さよりも悪さばかりが目立ってしまい、それを改善しようとみんなで頑張りましたが力及ばなかったです。
今年に入りプーマカップに向けてスペイン人監督のセサルがチームに新しい風を吹き込んでくれました。今までの戦術や戦い方を根本から変えていく作業でした。フットサルだと世界的に見てもメジャーなスポーツではないので知られていないと思いますが、世界的にもの凄く有名な監督です。そして戦術の引き出しがあまりにも多い。サッカー以上に細かいスポーツなのですごく勉強になり、すごく楽しかったです。
いざ本番になるとセサルがベンチに入れないと言う事になってしまい、観客席から見守る事になってしまいました。一か月積み重ねてきた物が、指導者不在というだけでここまで悪い方向に変化するとは思いませんでした。ピッチでは混乱が続きました。そして結果は一勝二敗。
選手はもちろんスタッフ、サポーター関係者全員が悔しい思いをしました。おそらくセサルももの凄く落ち込んでいたと思います。あくまでも勝ちにこだわる監督でしたので。
長々となってしまいましたが、今シーズンサポートしていただいたスタッフ、サポーターにこの場を借りて感謝を述べたいと思います。本当に悔しい思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。それでも毎回足を運んでいただきありがとうございました。このオフ期間を有効に使い、各選手が自分を見つめなおすと思います。まだまだ未熟なチームですが、これからもよろしくお願いします!!