4年間の集大成

 関東大学フットサルリーグの今シーズン最後の試合が終わりました。

 

民間のリーグの中では、歴史も古く規模も大きいリーグ。

現在、Fリーグの選手の中にも子のリーグ出身者が多数います。

 

大学という名前がつくだけあり、学生の為のリーグ。ということは、学生の間だけしかこのリーグで戦う事はできないということ。とても限定的なリーグということ。

 

そのリーグの今シーズンが、入替戦をもって終了した。

 

とてもシビアな結果が訪れる入替戦が、リーグ最後の戦いになるのは、いつものことながら、特別な気持ちがわいてくる。

 

歓喜の声をあげる者、安堵の表情を見せる者、人目を憚らず涙を流す者、項垂れる者。。

20x40のピッチ、観客席、そこにいる人全てがいろんな表情を見せる。

 

まるで、そこに1年間の集大成があるかのように。。。。。

 

もちろん、すでにリーグを終えた学生も沢山いるし、ここが最後にならなかったチームも沢山ある。

でも、皆最後の試合の後は、同じ表情を見せる。

 

本気で戦った証。学生という一番多感な時期に、仲間と過ごした期間、その濃さがいろんな表情や感情をうんでいるんだと思う。

 

とてもとても羨ましく感じる。おそらく、卒業していく学生達が、このリーグで戦った期間を忘れる事はないような気がする。

大学4年間、関東大学フットサルリーグでフットサルを、○○というチームに所属してやっていました。

言葉にすればとても短く説明できる事なのかもしれないが、語り尽くせないくらいの思い出があるんだと思う。

 

卒業してく学生達が、思い出したり、ふとした瞬間に振り返ってみた時に、思い出を呼び起こす手助けに、僕の撮影した写真がなるのなら、とても嬉しい事。

 

卒業してく学生の皆さん、最後の結果がどうであれ、お疲れさまでした。

笑顔で終えた人、涙で終えた人、いろんな人がいると思いますが、全てが良い思いでだと思います。

その思い出とともに、次の舞台へ進んで欲しいと思います。

達成できなかった目標、悔しい結果で終えた1年、次に目指すべき目標は、あなた達が受け継いできたように、後輩が受け継いでいってくれると思います。

それを、写真で君たちに届くようにしたいなと思っています。

 

来季も戦う現役の学生もお疲れさまでした。

先輩の残してくれた新たな目標を目指して、来季も頑張ってください。

 

今シーズンは、このリーグをベースに撮ってきたけど、間違ってなかったような気がします。

写真を見返すと、そう改めて思います。

 

 

おそらく、来季も同じように、決して上手くはないけど、一生懸命な姿を、ファインダーの向こう側に見つけたいと思います。

 

で、君らのボスも同じように、眼鏡越しに、成長を見守ってくれるはず。

 

今シーズンも、お疲れさまでした。

 

 

PROFILE

名前:中山 伊織
所属:フォトグラファー
誕生日:1973年4月10日
血液型:O型
出身地:福岡県
経歴:2010年にスペインで行われた4カ国対抗戦を観戦に訪れた際に、日本代表の試合を撮影することになる。それがきっかけとなり本格的にフットサル撮影をはじめる。 現在は、「フットサルタイムズ」を中心に写真を掲載。また「フットサルデジタルマガジン ファイブ」の写真も担当している。

フットサルタイムズ http://www.futsal-times.com/ FUTSAL DIGITAL MAGAZINE FIVE http://www.five5.jp/

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