東京都女子フットサル選抜遠征中止
東京都女子フットサル選抜は、
トリムカップ2011第3回全国選抜女子フットサル大会出場を断念しました。
選抜は、全く同じメンバーで編成されることは難しいし
特に今回はこの大会を最後に競技を離れる選手や
選抜大会へのエントリーが 難しくなる選手と共に戦える最後の大会だったし
みんな、時間とモチベをたくさん使って、集中して練習に参加してくれて
極寒の中の関東大会という厳しい大会を勝ち抜いて、いいチームになりつつあったから
貴重で大切な機会を失いたくなかった。
けれど、命にはかえられません。
みんなの身に何かあったり、遠征中にまた何かあって
家族や仲間のもとに戻れなくなっても、うちには責任を取れません。
自分自身、この状況の中、家族と離れることは不安だし
行ってみたところで毅然としていられる自信も持ちきれなかったし
連日の報道を見ていたら不謹慎というか、やりきれない思いがあったので
派遣中止となり正直なところほっとしています。
トリムカップは、女子大会で2つしかない公式な全国大会。
様々難しさは承知していますが、延期してほしい。
こんな状況の中で開催して、何のいいことがあるのかな。
うちには、わかりません。
東京がいないならチャンスって考えているチームがあるらしいですが
そんな状況に手に入れたタイトルに価値を感じられるのでしょうか?
・・・感じられるんだろうな・・・。
自分の思いも伝えたかったから、遠征中止の連絡は、うちから選手に行いました。
そしたら、みんなから
「私たちが使わせていただく予定だった遠征費を義援金にしてもらえないか」
「女子フットサルをサポートしていただいて、トリムさんには本当に感謝していますが
私たちに提供していただける分を被災地に支援してもらえないか」
といったメールが届きました。
感動しました。
東京都女子フットサル選抜、サイコー。
このすばらしい選手たちの協力を得て、チャリティ女子フットサル大会とかできないかな。
とにかく、今は1分1秒でも早く、みんなが平穏な生活に戻れることを祈ります。