トリムカップ2015第7回全国女子選抜フットサル大会
ここのところ、関東大会の突破も難しいレベルになってきたけれど、今年も全国に駒を進めることができた東京女子選抜。
全国大会においては、第2回大会に優勝したきり、決勝トーナメントには進出できるものの強豪 兵庫県に負け、優勝からは遠ざかっている。
だから、軽々しく「優勝!」という言葉を自分には言えなかった。
だけど、数年後、自信を持って戦える東京を創るというコンセプトに向かって、今年の目標は、「決勝の舞台に上がること」とした。
予選から苦手な優勝候補の兵庫県と同グループに入るという苦難。初めて決勝トーナメント進出できないかもしれないというプレッシャーも背負った。
そんな予選での兵庫県との試合は、とても楽しかった!
選手たちは素晴らしい集中を魅せてくれた。FKで1点を失ったが、闘志を絶やすことはなかった。「前から行きたい!」「負けてるんだよ!」勝ちたい気持ちが溢れた。でも、自分たちスタッフは試合前から相談のとおり、確実にトーナメントに上がれる勝点・得失点計算を把握し、それまでのやり方を続行した。そして、奪った同点ゴール!予選1位通過!
翌日に向けたMTGでは、その兵庫戦のフィードバックVTRを作成し、11月からの活動での成果を翌日の2試合で出し切れるよう確認を行った。
しかし、準決勝は4-0で佐賀県選抜に勝利したものの、決勝は兵庫県に1-2で敗れた。
スコアこそ僅差だが、内容は残念だった。最も警戒していたかたちでの2失点だった。
監督の仕事って、たくさんあるけど、ゲームコントロールも1つ。今回のキーは、劣勢になった場合の用意した武器をいつ作動させるかにあったかもしれない。遅かったのかもしれないけど、早すぎると逆にもっと失点する可能性もある。自分の反省の答えは、ちょっと遅かった。それから、もっと実践的に武器の使用方法を伝える必要があった。
今回もたくさんのことを試合から、大会から、選手から、スタッフから、学びました。
この場をお借りして、大会を作って下さった皆様、監督に任命して下さっている東京都フットサル連盟、一緒に戦ってくれた選手・スタッフに感謝の意を伝えたいです。ありがとうございました。
それから、今回も遠くまで応援に来て下さったたくさんの応援者の方々、力をありがとうございました。
来年は、「優勝したい!」と目標を言えるように、もっとPower Upしたいです!